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[ ここから本文 ] 北浜流一郎の「泉ガーデン発、東証宝島に向かって撃て」東京市場を引っ張ってくれる米国市場。NYダウの9000ドル台回復までは安心。東京市場、引続き順調です。天候なら快晴続き。私は東京市場は宝島、これからもっともっと上がるという見方なのですが、正直最近の上昇ピッチの早さには困惑しています。それほど好ましい動きです。 ところが、です。知人のある証券マンにいわせると、彼の会社で取引しているお客さんたちは買いをほとんど見合わせているとのこと。これには、私も、まあそうだろうな、とやや納得なのですが、彼によると、空売りを増やしている投資家が多いそうです。某支店は特にそんなお客が多く、営業収益を上げているだとか。 空売りとは、もちろん株価が下げる方に賭ける投資手法。それを実行中の投資家がいまだに多いというのには、正直驚きです。私が心配することはないでしょうが、そんなことして大丈夫なんだろうか、なんてよけいな心配をしたくなるほどです。 そういえば、SBIホールディングス株も急騰していますね。11日は15000円を越え、年初来高値の更新となりました。こんなところをみると空売りの好きな人は、この株がこんなに上がるのはおかしい、なんてことで空売りしたくなるのでしょうね。でも、株ってそんなに単純ではないので、私ならいまは買い一本で勝負します。それが正解です。 何しろごくオーソドックスな銘柄であるホンダ株だって5月7日、戻り高値を更新したばかりです。09年3月期は大幅赤字、2010年もそれが続くというトヨタ株にしても、同じく7日に戻り高値を更新、こうして原稿を書いている時点では少し下げているものの、株価の上昇トレンドは壊れていません。 いま投資をする際しっかりと脳裏に刻みつけておきたいのは、不況は去らず、色々山のように問題があって、とても東京市場が復活するとは思えない状況なのに、株価が上がり始めている事実。これです。株価が上がりそうにないのに上がる。だから株式投資をするのにふさわしい。こうなるのです。 誰もが、株は上がると思いはじめた時には、もうすでに株価は相当上がっているもの。そのため儲かりにくくなります。しかしいまは違います。前述したように多くの投資家は投資を手控え、空売りをしている人たちが元気に売りを増やしているのです。 こんな環境が投資をはじめるのにふさわしく、成果も上がりやすいのです。しかしこの上昇は一時的。またすぐ下げてしまうだろう。こんな見方もあります。この点、どうなのか。東京市場は米国市場に連動している。これは常識ですが、同市場の代表的指標であるNYダウは現在8500ドルを回復したところ。日経平均株価がすでに年初来高値となっているのに対し、同市場が回復が遅れています。 では同市場の今年の高値は何時で、幾らだったか。1月6日、9088・06ドルだったのです。そこにまだ届いていないのです。だから今後NY市場は、今月中に少なくともその近くまでは戻る可能性が高いのです。その間東京市場もそれに連動高し、日経平均株価も水準を高める。こんなシナリオが描けます。 こんな状況で注目したい銘柄は、まずはカゴメです。この会社が5月7に発表した09年3月期決算と2010年3月期予想は興味深いものでした。09年3月期は減収減益だったのですが、2010年3月期は急回復するというのです。東京市場はもっか内需株に興味を失っていますが、こんな状況でシフトしておき、ゆっくり回復を待ちたいところです。
POSなどの流通業向け端末に強い東芝テック株も押し目狙いが有効な銘柄です。 2009年5月11日
北浜 流一郎
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情報提供:Gomez |