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[ ここから本文 ] 北浜流一郎の「泉ガーデン発、東証宝島に向かって撃て」東京市場、「順調に」回復中。「順調過ぎる」回復ぶりになるまでは安全度高い。東京市場は順調に上昇を続けています。日経平均株価は10000円が目前。好ましい限りの動きとなっています。何しろ3月10日につけた安値7021円からは、すでに40%強上昇したのです。 簡単に40%強って書きましたが、当然これは大変な上昇率です。しかも3カ月で、こうなっているのです。給料が年間どれくらい上がるか考えれば、3カ月で40%の上昇がどんなに素晴らしいものか、お分かりいただけるのでは。 しかも、です。同期間の米国市場(NYダウ)の上昇率はどうか。32%です。日本では自国に対して厳し過ぎる見方をする人が多く、株式市場でも「海外の株は上がっているけど、日本株はダメだ」こう信じている人が意外に多いのにはびっくりします。しかしそれは勘違いなのです。東京市場の方が上がっているのです。 こうなると当然次第に強気も増えてくるでしょうが、10000円台に乗ったからという理由で積極的になるのは考えものです。10000円台は一つの目標圏なので、乗れば当然市場はこれまでより盛り上がるでしょう。しかし大抵はそこが目先の高値になるもの。ここで買わなければ遅れてしまうとばかり参入しては失敗確率が高くなります。 株式投資で儲けるには、上昇相場の押し目狙い。これになりますので、ここからは少しでも下げがあればそこで出動する。これが正解となります。 いまは低位株も浮上を開始しましました。私がいつも興味深く観察している銘柄に田崎真珠株がありますが、先週から今週にかけて値を飛ばし、もう眺めているしかない株になってしまいました。 なぜこの株に注目していたか。この会社は銀座のど真ん中にお店があるからです。そんな会社の株が2月には40円、先週も60円だったのです。ところがこの原稿を書いている時点ではすてに120円台です。 業績は苦しいようですが、何しろ銀座のど真ん中に店があるのです。そんな会社の株が40円とか60円台とかになっている。常識で考えても安過ぎます。だからいつも注目していたのですが、もうここからは近づき難く、見ているだけになります。 こんなふうに低位株も値を飛ばすようになると、いまなおとんでもない安値にある銘柄があり、それらに投資するのはどうかということになるかもしれません。デイトレーダーならそんな銘柄での勝負もありですが、通常の投資では賛成できません。 たとえ成功しても、それまでの間、はらはらドキドキの連続、としてもまともに仕事などやっていられないからです。 私はまた株が不労所得を増やすツールになりつつある。こう考えています。株は買っておけば、しばらくして自然にその価格が上がり、本業以外の第二の収入になる。かつてはこういうものでした。ここ2年ほどこのシナリオが崩れてしまっているのですが、いま再び不労所得を得るツールとして作動しはじめている。 こう言ってよく、それだけにあわてず騒がずで取り組み、資金を次第に増やしていきたいものです。 さて、注目銘柄。まずはスズキです。鈴木修会長が社長も兼務、陣頭指揮をとっていますが、それが成功しているといえます。いわゆる全社一丸となって増収増益に向けた努力がなされています。 GMの経営破綻で700億円以上の債権回収懸念がありながら、株価は下りませんでした。鈴木修会長兼社長の経営手腕に期待しているからで、実際株価は小刻みに上がり続けています。 それでも目先下げるところ(小幅に終わるでしょう)があります。そこで買い出動です。そうしておけば、ゆるやかで堅調な続伸が見込めます。 低位株の中から長谷工コーポレーションです。マンション建築最大手ですが、不動産不況の直撃を受け、業績不振が続いていました。状況はいまも大きく変わらないものの、今後次第に改善される方向と見てよいでしょう。 株価はそれに期待、すでに2月26日につけた安値29円からは約3倍の90円台となっています。目先はさすがに高いものの、この株の方向性は上向きに転じています。押し目を待って出動したいものです。目先下れば下るほど好ましいといえます。 最後にNECです。通信設備で国内首位ながら、株価は業績不振から低迷を続け、2月には213円の安値がありました。しかし当然構造改革を含むリストラの断行で10年3月期は前期赤字が黒字化の見込みです。 いわゆる「黒転銘柄」の一つであり、株価の上昇確率が高いといえます。ただし現在400円まであと一歩の水準。400円に届くと売り物に押されるでしょうから、それを待って出動を。 2009年6月8日
北浜 流一郎
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情報提供:Gomez |